2019年12月29日日曜日

イタリアの病院事情

年末年始、皆様いかがお過ごしでしょうか?

この時期は毎年、寒さに加えて色々な行事なんかも重なって、体調が崩れがちなのですが、そんな時に必要な病院について。


イタリアでは、公立の医療機関と私立の医療機関に分かれています。
以前は公立機関での診察は完全無料だったようですが、いくつかの割合の負担額を支払います。

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イタリアに入国、住民登録が終わったら、最寄りの病院(日本でいう市立病院のようなところ)で医療用の登録をします。ここで、いわゆる町のお医者さん的なホームドクターが振り分けられます。

最寄りのお医者さんになることが多いですが、お医者さん達の受け持ち患者数によって振り分けが変わります。また、同居している家族がいれば基本的に同じお医者さんになります。

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こちらでは、日本ほど風邪をひいたくらいではお医者さんにかかることは少なくて、市販の風邪薬を服用して、どうしても良くならなければ診療所へ行くという感じです。

薬が買えるのは、Farmacia(ファルマチア=薬局)もしくはParafarmacia(パラファルマチア)。
パラファルマチアは、処方箋取り扱いのない薬局です。

市販薬を買うのなら十分で、値段もファルマチアより安いことが多いので、市販薬もなかなかの値段がするこの国では近くにあると重宝します。


市販薬でどうしようもない時に最初にかかるのは、自分の登録されているホームドクター。
このお医者さんたちは、全般的な医療を担当しています。

たいがいは、ここで処方箋をもらったり、注射をされたりして家で安静にします。
ここで、治療しきれない分は、書類をもらい、大きな病院に行くか電話をして予約をします。

日本でも、紹介状をもらって大きな病院に行くことが一般的ですが、こちらでは飛び込みで行って診察にかかることはまずできません。


あと、地方あるあるだとは思いますが、私たちの住んでいる町の病院は診療科がとても少ないので、皮膚科なら北の隣町、眼科なら別の隣町、というように別の町へ行く必要があります。

そしてこの公立の大きな病院は予約を取るのが大変…!!!
2~3ヵ月待ちということもあれば、1年先なんてことさえ珍しくありません。

ここで私立の医療機関の登場。
日本の国民健康保険などとは違い、基本的に完全自己負担なので、各お医者さんが診療費を決めます。なので、同じ治療でも50~100%くらい割り増しですが、予約が取りやすいです。大体、1か月以内には予約が取れるイメージ。

この私立のお医者さん達の多くは専門医で、自分の診療所以外に、週に何日か大きな公立病院で働いている人が多いです。

また、診療所をいくつか別の町に持っていて、曜日によって違うところに行くお医者さんも。

ただし、手術などの大掛かりな治療となると個人の診療所の施設では賄えないので、大きな病院での勤務日に、そういった治療をしたりするそうです。


ようやく、予約がとれたら大きな病院へ。この予約をキャンセルせずにすっぽかすと、罰金になるそうです。(でも、予約取るのは大変だからギリギリまでみんな粘って、ドタキャンするらしい)

私も自分の治療だったり、付き添いだったりで何度かいくつかの病院に行っているのですが、たいていの病院は、建物の中がすごく分かりにくい…!!!

診療科の案内の札があったりなかったり、案内が途中で消えたり、建物が継ぎ足しだらけだったり…

そして、日本のように総合案内などないので、誰に聞くかがネック。

個人的なオススメは、警備員さんです。
オススメしないのは患者さん、もしくは看護師さん。

看護師さんは意外と思われるかもしれませんが、パートで来ている人も多く、自分の働いている科の同僚すら知らない人もいるので…

その点、警備員さんだと入口に必ず1人はいるし、建物がいくつか分かれていても、大抵のことは知っています。


それと、病院に行くときに必須なのは手帳もしくは紙とペン。
大抵、短い診察時間に口頭で次の診察日も含めてバーーーーっと説明されるので、忘れないようにするのに必須です!


病院にかかる必要がないのが1番ですが、もしもの時には万全でかかりたいものです。


イタリアで1番効率的と評判の病院で貰った次回の予約のメモ。
結局この後、「時間が間違ってた!」と電話かかってきたけど…

P.S. ちなみに、救急で病院にかかる場合は受付で簡単な問診があり、重篤度によって優先順位がつけられて診察になります。重篤かつ、そこの病院に担当医がいない場合には最寄りの専門医がいる病院まで救急車で搬送されます。




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